こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。
この時を待っていた。
歓喜の瞬間が訪れた。
ホークス、やった‼️
2位に10ゲーム差以上をつけてのぶっち切り、完璧なリーグ優勝‼️
デラシネの視点。
胴上げ投手は、見事なセットアッパーに成長したヘルナンデスだった。
オスナの不在の間、よくやった。
今日の試合、石川柊太は、途中降板してしまった。
だが、その後のピッチャーはまったく隙を与えなかった。
尾形崇斗、杉山一樹、ヘルナンデスと、最高の締めくくり。
今シーズンを振り返ると、育ち盛りの若鷹たちが、主力の故障を感じさせないくらいに躍動した。
育成から支配下になった川村友斗、当初は2軍に甘んじた柳町達、昨年から大きく成長した正木智也、セカンドのレギュラー不在時に活躍した廣瀬隆太…。
そして、1年目、2年目の若い投手たち。
大津亮介、岩井俊介、大山凌、松本晴…。
いったい何人の野手が、1軍昇格後、初ヒットや初打点、初ホームランを打ったことか。
いったい何人の投手が、初勝利、初ホールド、初セーブを挙げたことか。
強くありながら、若手の育成も見事に成し遂げた。
小久保裕紀監督の采配は、高く評価されてよい。
小久保裕紀監督の秘めたる苦悩。そこからの脱皮。
意外だったのは、小久保裕紀監督が、ホークスの現場に復帰した年のこと。
1軍ヘッドコーチ時代のエピソードだった。
厳しすぎる指導で、選手たちからは総スカンを食ったという。
そこから2軍監督を経て、指揮官の指導力は花開いた。
これは、かつて福岡ダイエーホークスに現在の王貞治会長が、初めて監督に就任した当初の状況と、酷似している。
実績抜群の現役生活を送った選手が、指導者となる。
そのとき、成長までに時間がかかっている選手の心情が、なかなかわからない。
スターだった選手ほど、名指導者、名監督になるには、難しさがあろう。
人間哲学に精通した野村克也前監督でも、やはり最初はそうだったのではないだろうか。
王、長嶋というスーパースターは、言うまでもないことだったろう。
しかし、小久保裕紀監督は、そこから若い世代を育てるすべを学び取り、実践した。
「何事も、必要、必然、ベスト。」
不遇の日々をも、貴重な時間に変える。
そんな魔法の言葉を信条とするのが、小久保裕紀流なのだ。
それから2年。
2軍を率いて、ファーム選手権での日本一。
胴上げを2軍監督として経験した。
あとは、1軍へと駆け上がるのみだった。
祝勝会のビールかけを見ていて、私の役割も一段落ついた。
小久保裕紀新監督の胴上げを見届ける。
それがこのブログの唯一のテーマだった。
あとは、ポストシーズンが待ち受けるが、今夜は心から楽しもう。
ホークスファンの皆さん。
そして、福岡ソフトバンクホークスのスタッフ、選手、関係者の皆さん。
心から、おめでとうございます。
そう申し上げたい。
サブブログでは、まじめに解説した。
本ブログでは、お祭り騒ぎをお届けする予定。
そちらにも、寄ってみてください。