こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。
今季初の4連敗。
試練の中での今日。
デラシネの視点。
長崎での逆転負けから、ロッテ戦勝ち越し。
これでいけるかと思いきや、試練が待っていた。
藤井皓也の離脱に続き、日ハム戦、松本裕樹の突然の降板。
9回表、私はドームのグラウンドを目の当たりにし、歯ぎしりした。
マジック2を減らせるところで、まさかの逆転負け。
私は、KBCラジオを聴きながら観戦していた。
解説の藤原満さんは、ブルペンの段階で、松本裕樹の変調に気づかなかった首脳陣に、疑問符を投げかけた。
たらればは、野球にはない。
しかし、これは明らかにミスだった。
倉野コーチは、最初ダマシダマシという言葉を使い、のちに撤回した。
だが、疲労からの快復が遅くなるという現状は、把握していたはず。
痛みなどがある中、投げさせたら、投手生命にも影響しかねない。
マウンドへ行った松本裕樹は、責められない。
だが、終わった事。
しかしこれ以降、チームのツキは、どんどん悪化した。
これはもう招き寄せてしまった事で、どこかで食い止めるしか無い状況まで来た。
昨日の逆転負けも、私は観戦していた。
選手は、現状の中で、必死にやっている。
それでも、勝負は甘くはない。
そして、今日。
腹をくくるしか無い状況。
勝利のポイント 。
厳しい状況で先発した若者は、チャンスだと思った。
ここで、自分には荷が重いと感じるどころか、むしろ歓迎した。
気持ちで負けたら、勝負事は終わりだ。
だが、この勝気が勝利を呼んだ。
左打者への外角低めの速球と、同じコースに落ちるスライダーは、どんなバッターでもそうは打てない。
日に日に、この投手は成長していると思える内容だった。
今日のMVPは、無論、松本晴だ。
そして、新たなリリーフの布陣で、初の勝利をつかんだ。
今日の試合は、今年一番の貴重な勝利となった。
松本晴だけではない。
全員がひとつになった勝利だった。
なんとか最大のピンチを凌いだホークスだが、まだまだ予断は許さない。
この後も、リリーフ陣の厳しい状況は続くからだ。
松本裕樹と津森の早期復帰は、現状望めない。
だが、オスナが帰国して、下で復帰登板するという。
これは、朗報には違いない。
しかし、まだ未知数には変わりない。
これからは、8ゲーム差とはいえ、日ハムとのガチンコ勝負になる。
それを覚悟の上で、毎試合を戦う必要がある。
むろん、チームは全員、それを肝に銘じているはずだ。
データ提供 プロ野球Freak